Shokuikuブログ【『食べ物』だけでなく『食べ方』にも気を付けよう!】
こんにちは。
管理栄養士の関 奈央弥です!
最近人生最大の読書ブームが来ております。
栄養学の本や地域系の本、ビジネス書などなどを、2冊ずつほど読み進めてます。
今回は先日読んだとある本で学んだ、『食べ方』について少しご紹介させていただこうと思います!
食事を通した『健康づくり』や『ダイエット』に関しては、
『炭水化物を減らそう!』
とか
『甘いものを減らそう!』
『ささみを食べよう!』
など、
『何を食べるか』
という食べ物に注目が集まりやすい気がしております!
しかし、
食事中に出てくる『もっと食べたい!』という欲
に対しては、
『分かっていても、その衝動を抑えるのが難しい・・・』
なんてこともあるのではないでしょうか。。。
今回取り上げたいのは、先日出会ったこちらの本
『無理なくやせる 脳科学ダイエット』
という本で取り上げられていた
『マインドフルネス』
という考え方と、
『マインドフルネスな食べ方』
について少しご紹介させていただきたいと思います!
ではいきましょう~!
【この本を書いた人は誰?】
こちらの本は、久賀谷 亮さんという方が書かれた著書になります。
久賀谷さん自身は、日米で精神薬理、脳科学の領域で研究に携わったあと、アメリカの精神医療の現場で勤務された後、現在はアメリカのご自身のクリニックにて、マインドフルネス認知療法などの最先端の治療を取り入れた診療をされておられる方のようです。
【マインドフルネスとは?】
マインドフルネスというのは、
『今、この瞬間に集中する・注意を向ける』
という心の在り方のことです。
このマインドフルネスという考え方は、現在では様々な領域で注目されており、
科学的にも様々な効果があることが証明されてきております。
では、食事において『マインドフルネス』をどのように取り入れるか
色々とポイントはあるのですが、
今回はすぐにできる簡単なポイントを3つご紹介させてください。
そのポイントとは、目の前の食事に集中することで、
①食事の匂いや見た目に注目し
②どんな味がするかを味わって食べ
③食材ひとつひとつにも、誰が、どこで、どんな風に作ったのか思いを馳せる
という食べ方です。
ん?それだけ?と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、このポイントを意識して食べるのと、意識しないのとでは、
一食の満足感に大きな違いが出てきます。
さて、こちら1枚の食事の写真
こちらは約2年前に東京に住んでいた頃に食べた、食事ある日の食事です。
めちゃシンプルな食事なのですが、
この時めちゃめちゃ満足感があったことを覚えています。
・ごはん
・鯵の煮つけ
・タコの刺身
・大根と白菜のみそ汁
メニュー自体はめちゃめちゃシンプルなものの、
食材の全てが、知り合いの漁師さんと農家さんからいただいたもの
で作った食事でした。
『いただきます』
とあいさつをするタイミングで、生産者の方々の顔を思い出し、
ひとくち、ひとくち、食事をいただきながら、生産者さんの顔を思い出す。
そして、食材をじっくり味わい、
『食材の味を深く知ろう』としていたことを覚えています。
これぞまさに、今思えば『マインドフルネス』な食べ方だったな~と思います。
この『マインドフルネスな食べ方』
食べすぎを防ぎ、食事に満足感を出すために、これから私たちが身につけていかなければいけない『食べ方』だと思います。
きっとこの食べ方を日常的に実践する人が増えれば、
『生活習慣病の予防や改善』
『食品ロスの問題解決』
『食糧生産に対する配慮の増加』
などなど、食に係る様々な問題を改善/解決することに繋がっていくのではないかと思います!
ぜひ『目の前の食事を大切にする』食べ方
皆さんも意識してみてください!
そして、知り合いの方から直接いただいた食材が少しでもあれば、
食卓がきっとより豊かになると思います!
丹後の美味しい、お米やお野菜や魚介など、興味ある方いらっしゃいましたら生産者さんご紹介させていただきますのでお知らせくださいね~!
それでは今日はこのへんで!
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